特集：クーパーSの時代イギリス車の歴史を俯瞰してみると、そこにいくつかのエポックを発見できるが、ミニほど突飛な存在は他にない。それは前例のないパワートレーンのレイアウトを有しており、大人4人が無理なく座れる実用性に優れた室内空間を持っており、さわりが柔らかくしかし引き締まった脚廻りを持っており、とびきりパワフルなエンジンを積むこともでき、それでいてファンなドライブフィールを湛えていた。いくつもの奇跡が積み重なった結果が、ミニという自動車を越えた文化的遺産として結実しているのである。ミニ・クーパーがアイコンとなった背景には、純粋なスピードはもとより、そのファンなフィーリングが欠かせなかった。モータースポーツのホモロゲーションを得るために作られたクーパーSは、結果的にミニの魅力を端的に表すことに成功し、この小さなクルマに41年もの永い命を与えたのである。クーパーSの時代、それは忘れ得ぬ瞬間。その他のコンテンツ・NEWOLDSTOCKアビントン、40年ぶりに開いた木箱・THEBESTCOMBINATIONofTIREandWHEELS タイヤ＆ホイールベストセレクション・AGoodMatch浮き彫りになる先進性 AUSTINMINICOOPER/HILLMANIMPSUPER/FORDANGLIASUPER・RevivalImpressionOGLESX1000 ミニの意志を持った丸いカプセルほか
